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木挽きの技(こびきのわざ)

先週に続き鉢集落にお邪魔しました。
昨日の土曜日、そして今日の日曜と開催された、「木挽きの技 体験ワークショップ」に興味があったからです。

十日町市鉢集落、今は高齢化の進む静かな山間集落ですが、昔は林業で栄えた時代がありました。
そんな時代、「木挽き職人」は、大鋸を使い山から木切り出し板や柱に加工していました。
今や資料館や骨董屋でしか目にすることが無くなってしまった大鋸を使い木を切る、そんな「木挽きの技」をそんな鉢集落で体験します。

講師は、世田谷区立次大夫堀公園民家園の文化財資料調査員 芝崎 さん と、世田谷区立次大夫堀公園民家園「木挽の会」の上林さんです。

会場は「鉢の石仏」前です。
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講師の鋸さばき、見事です!
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上手に鋸を操れると、軽快な音と共におがくずがこぼれ落ち、どんどん木が切れていきます。
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子供からおばあさんまで、2日間で100人以上の方が木挽きの体験をしました。
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パッカリと真っ二つに切れたこの大木は「クリの木」
ひと冬寝かせたあと、石仏のベンチになる予定です。
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黒く見えるのは木のアク

鋸の目立てはとても重要です、持ち主自身が使いやすいように自分で調整します。
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筆者も大鋸で木挽体験しましたよ。
う~ん、なかなか難しいです。
でも、あんなに太い木が、たいした力も入れないのにどんどん切れていくのは驚きです!!
日本の伝統技術、素晴らしいですね!
貴重な体験、ありがとうございました。
(動画も撮ったので後日UPします)


近くの民家「石仏・語らいの家」2階の民族資料館「明治・大正・昭和の館」で木挽きの道具や雪国の暮らしの品が展示されています。
開館期間は8月末までなので、木挽きに興味のある方はお早めに。
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