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映画 ノルウェイの森 [映画]

ノルウェイの森 2010年 日本映画

まだ2月ですが、今年見た(レンタルした)映画のベスト1かと(^_^)v
レビューとはちょっと違うかもしれないけど気になる人は以下読んでみてね。

筆者は原作読んでません、あんまり予備知識無しに見るのが好きなのですよ。
たぶん、原作ファンの方の中には「駄作だ(ー_ー)!!」とブーブーいわれる方もいらっしゃるかも知れません。
でも筆者は思います、「原作は原作」、「映画は映画」、映画という限られた枠の中で作品として完結するべきだと。

最初に、
ドキドキするのはエロスだけじゃありません。
「ノルウェイの森」とにかく、めっちゃ映像がキレイです。
いや、これ、好みの問題もあるのかな、筆者にとってはドキドキするくらいキレイ!
映画見た後、公式サイト見て「日本映画離れしたキレイな映像」の訳が分かりましたよ。
この映画の監督、あの「青いパパイヤの香り」のトラン・アン・ユン監督だったんですね。
以前DVDで見た「青いパパイヤの香り」、そのストーリーなど全然覚えてないのですが、映像はとても強く印象に残っています。
サイト内リンク http://niigataodekake.blog.so-net.ne.jp/2002-12-07

トラン・アン・ユンさんはベトナム出身でフランス在住の監督です。
日本映画には珍しい林の中を歩くシーン、フランスやイタリアの映画にそこそこありますよね。

ホントにね、特にね、屋外の光景が実に美しい!
「その場に立って見てるとキレイな光景なのに写真にしてみると全然印象が変わってしまう。」そんな景色を実に巧みに映しこんでいます。

なぜか、始まって数分で既に心がドキドキ(゜-゜)
こんなドキドキ感って、自分がかかわった作品でしか味わったこと無いです。
そうそうキズキ役で「おにいちゃんのハナビ」でお見かけした高良健吾さん出てました。

映画のシーンなどについてはネタバレ的になるので最後に書きますね。※1

ドキドキして入り込んじゃうのは筆者が映画の中の時代に近い時代に青春を送っていたせいなのかな。
と言っても、バリオヤジの筆者ではあってもこの作品の時代ほど古い人間でありませんよ^_^;
生きていた時代は、むしろ「20世紀少年」に近いかな。
でも、携帯など無く黒電話、メールも無く手紙で、そんな昭和の時代に高校・大学生活を送った筆者にとっては、映画の中の生活のそこかしこに懐かしさを感じちゃうんです。
当時、彼女の居ない事の多かった筆者は、友達とその彼女と3人で遊んだりしていた事もあったしな。
そう言えば商店の2階に住んでいた友達も居たし、寮住まいの知り合いも居た。
好きになった人の親から「普通の人とは違うんだよ、心に弱いところがあるからそっとしておいてくれ」と、ちゃんと付き合う前にストップ入れられた体験もあったりして。
そんな現実の体験だけでなく、記憶の奥底に残ってるいつか見た夢(朝方に見る夢ね)、まるで現実のような夢・・・、そんな夢のエピソードと映画が時々同期したりして。
「ノルウェイの森」見てから、もう4日も経ってるのに未だドキドキが続いています。


この映画を見て、感動した方へ。
現時点では公式サイトが生きているので、映画を見た後で是非プロダクションノートをご覧ください。
映画 ノルウェイの森 http://www.norway-mori.com/index.html
「あ~そうだったんだ(*^。^*)」と納得するかも。

ちなみに筆者は幅2mちょいのスクリーンで見てます。
屋外のシーンなどはやっぱ大画面で見ないと美しさは味わえないかと思います。
劇場公開の後、DVDの販売、そしてテレビ放映の事まで考えた映像の作り方をしている日本映画が多い中、珍しくこの作品は劇場の大スクリーンにターゲットを撃っていると感じました。
余計なお世話かと思いますが、まだ見てない方や小さな画面でしか見てない方は、是非とも大画面でご覧ください。


※1
特に印象に残ったシーン

大学時代に偶然再会する直子とワタナベ。
歩きながら話を・・・と思ったら、えっ早足!?
それが二人の不思議な時間の始まり。

強風の中での木の下でのシーン、ここまでの強風!監督もスタッフも役者さんも凄い!

そしてなにより草原の中を行ったり来たりする長いシーン、夢の中で自分が体験してるよな感情の高まり、もう完全に引き込まれました。
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