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HAPPY FLIGHT [映画]

明日、いや日付的には今日、「HAPPY FLIGHT」テレビで放映されるってことで急いで書いちゃいます。
(筆者がDVD借りて見たのは半年ほど前)

「HAPPY FLIGHT」ハッピー フライト 2008年 日本映画
飛行機+綾瀬はるか のキーワードだけでDVD借りてきた映画なのでした。
昔あった「スチュワーデス物語」的なストーリーかと思って見ました。
が、なんだか思ったのと違う!
期待はずれ、とういうか、いい意味で期待を大きく上回った飛行機好きにはうれしい作品です!
は~飛行機に詳しい人にとっては突っ込みどころ満点かもしれませんが。
しかし、そこは「映画」ですから、現実とは違うあんな事やこんな事には目をつぶって、かぁ~るい乗りで楽しみましょう。

この映画を楽しむための豆知識

B747
映画の舞台になる旅客機はボーイングのジャンボジェットB747です。
基本設計が古く経済性がよろしくない為、今後みなさんが乗る機会は減っていくと思われます。
御巣鷹山の日航機事故とか、政府専用機とか、日本では国内線・国際線ともに過去には多く就航していて日本人にはとても馴染みの深い機体です。
その事故で有名になった「ダッチロール」という固有振動があります、最後部の窓から水平尾翼を見ていると一定の周期でパタ・パタ・と固有振動を抑える舵が動くのが見る事ができます。
筆者的には、このB747の乗り心地は結構好きです。
でも、この機体がフル回転した好景気には、ドル箱路線的なヨーロッパ便は座席の間隔を縮められ目一杯詰め込んだ状態で運行されていたので、広い機内なのに座席は狭い(*_*)なんて悲しい思い出もありました。
また、機首にあるおでこのようなコブも見た目特徴的ですが、軍用輸送機のコンペで敗れた機体の設計資産をベースに企画された機体の為、操縦席が2階にあるのです。
客席数を増やすために、その2階席を延長した仕様の機体もあります。
どーでもイイ事ですが、B747で筆者の最も好きな場所は、最後方のジャンプシート(客室乗務員が座る)
国内の航空会社だと怒られちゃうと思いますが、海外の会社だと巡航中だと座らせてくれたパターンがありました。
昔の話ですけどね。
最近では後部ドアのカバーにもたれ掛かって外を眺めるパターンが多いです。
ホント結構好きなB747に乗ることが少なくなったが残念、って言うか、筆者的には貧乏に磨きがかかり最近は飛行機乗れてないです。
誰か、筆者を海外旅行に招待して!!


ピトー菅
この映画には「ピトー菅」って言葉が良く出てきます。
「ピトー菅」=飛行機の大気速度を計る機械なのです。
飛行機の速度計は、機外に飛び出したパイプの穴の静圧と動圧の空気の圧力差で対空速度を計る、原始的なピトー菅なんです。
筆者も10時間程ですが小型機のトレーニングしたことがあります、で、一番良く見る計器はやっぱ速度計と高度計ですね。
飛行機ってある意味空気に乗っかって飛んでいるんですよ、だからこそ空気に対する速度が重要なのです。
対地速度ならGPSなどで簡単に測定出来るのですが、向かい風なら対地速度より大気速度は高くなるし、追い風ならば対地速度より大気速度は低くなります。
極端な話、風速50m/sの一定の風速の向かい風が吹いていると仮定すると、小型機のセスナあたりなら対地速度0km/h、つまりヘリコプターのように着陸できちゃいます。
で、それを計るのが簡単に言ってしまうと原始的な穴を開けたパイプ。
水がついたら氷点下の上空では凍ってしまいます。
だからヒーターが装備されています。
ゴミが入ったら計測値が狂ってしまいます。
だから駐機のときはカバーをかぶせています。
空港に行くことがあったら、使用予定のない駐機している航空機の棒に小さな旗の付いたカバーが被されているのを探してみてくださいね。


機体の異常振動
もう一点、速度オーバーによる異常振動。
ピトー菅トラブルによる速度異常でオーバースピードでの異常振動など普通に人には理解できないかもしれません。
実は、飛行機って速く飛んでも遅く飛んでも振動出るんですよ。
特にオーバースピードの異常振動は機種にもよりますが機体が破損するほど激しい物なのです。


ILS
着陸する滑走路へ電波で誘導するシステムです。(Instrument Landing System)計器着陸装置
ILS計器に従って進入すれば、視界の悪い時でも正しいコースおよび降下角で滑走路へと誘導してくれます。
機能・精度によりカテゴリー分けされていて、最高カテゴリーのILSでは視界0の状態でも自動着陸も可能です。
もっとも、視界0では着陸した後の地上滑走が出来ませんが・・・
ちなみに、筆者の最寄空港である新潟空港ではILSは滑走路28(松浜方向から進入)に設置されています。

注意:上記の内容は単なる飛行機好きの書いた説明なので間違ってるかもしれません。


最後に

映画の中では、たくさんの出演者が出てきます。
これだけ多いと「えっと、誰だったっけ?」となりがちですが、空港のセクションや運行の流れが少しでも分かっていればスッキリと頭に入るでしょう。

管制官の面々いい味出しています!
海上でグルグル待たされている時があったら、犯人は彼らです!と言うのは冗談です。
混雑やアクシデントに対応して止まることのできない航空機の流れを調整している大事な空の頭脳です。

綾瀬はるか さん、映画公開当時の宣伝見た感じでは、もっと前面に出てくる感じに思っていたのですが・・・
軸は軸ですが、綾瀬はるかファンにはちょっと物足りない感じかな。

チーフパーサー役の 寺島しのぶ さん、いやーイイ味だしてます!!ピッタリの役ですね~

そして、なによりグランドスタッフ役の 田畑智子 さん、最高です!!好きになっちゃった(*^。^*)

テレビではカットされるシーンもあると思います。
DVDで映画を見ていて筆者が思うのは、「ノーカットで見てほしいな。」ってこと
テレビで見て面白かったら、是非とももういちどDVD借りて見直してくださいね。
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映画を見るスピーカー 更新 [映画]

今日はお休みなので、映画を見るスピーカーを更新しました。
フロント3ch分(L,R,C)です。
暫定的にファントムモードで台置きしていた2本の中古CSP6に、新規購入した同型CSP6を1本と取り付けステー3本を加えて、スクリーン上部に天吊りにしました。
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クラシックプロのCSP6は、特性が素直で特にイコライジングしなくても大きな不満無く使えるのがGOOD!
ま~小さな不満は沢山ありますが、そこは値段が値段ですから・・・
サウンドハウスさんで一本5,200円(税込)、安すぎ(*^。^*)
セットアップしてみての感想は・・・台詞の分離が良く今までより映像がリアルに見えます。
やっぱ台詞の再生には最低6インチ必要なんだね。
ホーンもSX80みたいな「サ行」が必要以上に攻撃的になることも無く使いやすいです。
今時の樹脂系キャビネットPAスピーカーにしては、イコライジングせずに使えちゃうのは、家庭で使うのには助かります。
解像度や正確さは微妙ですが、無理せず美味しいところを描き出してくれるスピーカーですね。
自重も軽くて家庭の天井にも負担が軽い(もちろん梁にネジ打ってます)のも嬉しいです。

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ポーラー・エクスプレス [映画]

「ポーラー・エクスプレス」"THE POLAR EXPRESS" 2004年 アメリカ映画

こないだ友だちの家に行ったとき、幼稚園児が「サンタさんにゲームお願いしたんだ~」と言っていたんだよ。
皆さんがサンタクロースを信じていたのは何時の頃だったでしょうか?
この「ポーラー・エクスプレス」、クリスマス物の映画の中で一番好きな作品なんです。
今の時期に見るにはぴったりだよね!

クリスマス・イブの夜、午後11時55分、男の子の部屋の時計が止まった。
そして雪に覆われ静まりかえった住宅街の道路に蒸気機関車に引かれた特別列車がやってくる。
その列車が「ポーラー・エクスプレス」。
それは子供たちを乗せてサンタの国・北極へと向かう急行列車だった。
pola2.jpg
(時間が取れず、いつも以上に変な絵でゴメン m(__)m )

声の出演では「トム・ハンクス」が大活躍します。
原作はC.V.オールズバーグ(Chris Van Allsburg)の絵本「急行「北極号」」(The Polar Express)
映画はCGアニメなんですが、モーションキャプチャーを使ってるため表情とかが妙にリアル。

今回見ていって初めて気付いたよ、男の子の部屋の時計の後ろのテーブルライトに描かれてる絵って「ポーラー・エクスプレス」だよね!? (^.^)


実はこの作品、筆者のトコでは映画鑑賞以外の目的での出番が多いのです。
それは、映画を見るスピーカーのサウンドチェックにも使っているんです。
蒸気機関車が家の前に止まるときの音。(汽笛とそれ以外の音とのバランス・前からの音と後ろからの音の質感)
黄色いパジャマに眼鏡の男の子の声。(スピーカーによって全く違って聞こえるだよね、生声ってどんなんなんだ?)
ホットチョコレートの曲。(声と音楽の部分の分解能とバランスが難しい)
などなど、主に映画の最初の部分ですがサウンドチェックに使っちゃっているんです。
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おろち [映画]

2008年/日本映画 (原作 楳図かずお「おろち」)

「夏」と言えば、幽霊とか怪談とかの恐怖ものが流行りますよね。
「血の気の引くような・・・」なんて恐怖を味わうことで、涼しくなるのでしょうか?
この映画の紹介、9月になってしまいましたが、今年はまだ暑いです。
この暑さなら「なんとなく夏みたい」だから、夏にピッタリの映画もいいよね。

この「おろち」同名の 楳図かずお さん作の恐怖漫画の実写映画版です。
筆者の同級生の女の子(世間では「おばさん」と言われてる世代)が、飲み会などでワイワイ話していると、たまに聞こえてくる名前「うめず かずお」。
oro.jpg
不思議な能力がある少女「おろち」。
彼女は歳をとらず、時代を超えて生きていく。
単なる怪談とはちょっと違う感じ。
彼女の周りで年をとっていく人間の怨念・執着が怖いです。

コミック好きな昔少女だった女性なら、きっとストーリーは覚えていることでしょう。
ストーリを知らなかった筆者でも、十分見応えありましたよ。

母親「葵」と大人になった姉「一草」を演じるのが「木村 桂乃」さん
大人になった妹「理沙」を演じるのが「中村 紀子」さん
そして「おろち」役は「谷村 美月」さん

まだ暑さの続くこの時期、「おろち」をレンタルして、美女と美少女の美しくも怖い話をお楽しみください。


ちなみに、「谷村 美月」出演の「おにいちゃんのハナビ」9月11日新潟先行公開です。
http://hanabi-ani.jp/
よろしくね!!

最後に、相変わらず絵が下手でスマン (~_~;
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来週末は映画を見よう! [映画]

9月ですね。
いよいよ来週は、世界一の四尺玉花火の上がる「片貝まつり」です!
9月9日・10日の片貝まつりで花火を見たら、翌日の土曜日、映画館へ直行しましょう!!

「おにいちゃんのハナビ」9月11日新潟先行公開です。

*諸事情で変更になる場合があります、詳しくは各劇場にお問い合わせください。

T・ジョイ新潟万代
   ★舞台挨拶=14時の回、チケット発売中
    新潟市中央区八千代2-5-7『BP2』3階

T・ジョイ長岡
   ★舞台挨拶=11時の回、チケット発売中
    長岡市千秋二丁目1087番地1千秋通り2・3階

ユナイテッド・シネマ新潟
   ★舞台挨拶=15:30の回、チケット発売中
    新潟市中央区上近江4丁目12番20号DEKKY401内

ワーナー・マイカル・シネマズ新潟南
    新潟市江南区下早通柳田1丁目1番1号 イオン新潟南ショッピングセンター

ワーナー・マイカル・シネマズ新潟
    新潟市西区小新南2-1-10 新潟サティ3F

ワーナー・マイカル・シネマズ県央
   ★舞台挨拶=朝9:50の回、チケット発売中
    燕市井土巻3-148 県央サティとなり

J-MAXシアター
    新潟県上越市富岡3524

劇場情報は
http://hanabi-ani.jp/theater.html
公式サイトは(FLASHが重いです)
http://hanabi-ani.jp/
サイトはあんまり詳しく見ない方が映画を楽しめるかも・・・
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この映画の舞台は「片貝まつり」そして片貝の町。
実際の会場もロケに使われていますよ。
まつりで出会った地元の人もエキストラで出演しているかも!?
片貝まつりを見た後すぐにこの映画を見ると・・・きっと、きっと、最高のライブ感を味わえますよ。
3Dなんか目じゃないかも。

実話を題材にした、雪国へ越してきた兄弟の物語です。
9月11日(土)忘れないでね。


そうそう、9月11日(土)は「長岡アジア映画祭」で未公開作品「あぜみちジャンピンッ!」が上映されます。
(14:30から長岡リリックホール)
そして9月12日(日)には若松監督の「キャタピラー」も
(14:30から長岡リリックホール)
これらみんな新潟県でロケが行われた映画です。
きっと見たことある風景が出てきますよ。
そして知ってる人も出てくる・・・かもね。
とにかく新潟の人なら何倍も楽しめること間違いなしですよ。

ちなみに9月11日の筆者は ワーナー・マイカル・シネマズ県央 経由 長岡リリックホール の予定だよ。


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映画見るスピーカー [映画]

現在、筆者が映画を見るのに使っているスピーカーです。
カナリおバカなシステムだと思います、笑ってください (*^。^*)
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フロント メインスピーカー は SONYの古~いコンポ用のエレクトロスタティック・トゥイーター+モーションフィードバック・ウーハー搭載 SA-S1×2台 と SA-J970AV×2台 の4台スタック。
(すべてのバスレフポートはスポンジで塞いでいます)
普通の人には「ゴミ」としか見えないスピーカーですが、バブルの時代のバブリーな技術がふんだんに投入されているのです。
でも、これらのスピーカーの定番の症状「ツイーターの出力が小さい」現象が出ているので、パラメトリックイコライザー付きAVアンプで調整して鳴らしています。
静電型のスピーカーって、ご機嫌取るのが難しいんですよね。

左端にちょっと写っているのがべリンガーの18インチ サブローです。
これをデジタルアンプで駆動しサブウーハーとして使っています。
センタースピーカーの置き場が取れず(SA-S1系列のスピーカーは最低3台スタックしないとまともに鳴らない)映画はファントムモードで再生。

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天使と悪魔 "Angels & Demons" [映画]

天使と悪魔 "Angels & Demons"
2009年/アメリカ映画 (原作 Angels & Demons)

「ダ・ヴィンチ・コード」の続編として作られた映画で、監督やスタッフなど前作に引き続き参加している人も多いようです。
が、この「天使と悪魔」、前作の「ダ・ヴィンチ・コード」よりは緊張感が無くアクション的な面が強まったように感じられました。
でもトム・ハンクスとアクションって、あんまり似合わないんですよね。
物語は、淡々と進んでいきますが、不思議とどんどんストーリーに引き込まれていきます。
何れにしろ、面白い映画ですよ!!
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映画の主な舞台はバチカン・ローマです。
バチカン(ヴァチカン)と言えばカトリックの総本山、なのでストーリーに宗教的な部分もあるものの、宗教的な部分には深入りしないようにしているようです。
そのせいか宗教と歴史に関連した謎解きの部分ではやや物足りなさを感じます。
ま~娯楽映画としては、このへんが落としどころなのかもしれませんね。
主演のトム・ハンクス、そして警察役のピエルフランチェスコ・ファヴィーノさん、いいですね~!!
登場人物が結構多いのですが、キャスティングが良くてとても分かりやすいのはGOOD!

イタリアのローマ市・バチカン市国は、観光に行ったことのある日本人も多いかと思います。
筆者もローマに滞在し、歩いたり地下鉄に乗ったりして観光した事があります。
この映画には、そのとき訪れたスポットが多く出てきます。
行った方は分かりますが「サンタンジェロ城」まるで迷路のようで不安になりますよね、そこも出てきますよ。
そんな現地の事を思い出しながら見ると、脳内変換で映像を3D化する事も可能かと(^・^)
ローマ・バチカンを体験済みの方には、特にお勧めしたい作品です。
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きみに読む物語 "The Notebook" [映画]

きみに読む物語 "The Notebook"
2004年/アメリカ映画 (原作 Nicholas Sparks)

2時間ほどもある長い作品です。
青春時代からの長い物語です。
最初の30分は流して見てOK。
次の30分はそれなりに見ていると・・・
やがてスクリーンに引き込まれてゆきます。
たとえ最初は「な~んだ、つまんない映画ジャン」と思っても、我慢して見続けてくださいね。
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ある程度の人生を歩いてきた人に特にお勧めです。
そうですね、年齢にして30代後半くらいからかな?

綺麗な映像もあります。
役者さんの演技も最高です。
後半は、どっぷりと感情移入できるでしょう。
ネタバレするような他の人もコメントは一切見ずに見てください。
"The Notebook"です。

実は、この"The Notebook"、DVD借りて見てから2年以上経っているんです。
こないだ・・・「ん?きみに読む物語ぃ?確か前見たよな!?」
しばらく考えたけど、ストーリーが思い出せません。
となって、再度見ることにしたのでした。
が、最初の20分くらい見てるとき、「この場面は見覚えあるんだけど、どんなストーリーだっけ?」ってなっちゃいました。
最初の30分程は、映画後半部分とあまりにかけ離れすぎていて、その辺が評価の分かれる所かと思います。
また、アメリカの生活をある程度知っていた方が、ストーリーを自然に受け入れることが出来るでしょうね。
何はともあれ、最高ランクの恋愛映画であり人生映画であることは間違いありません。

この映画の邦題、良く考えられているとは思いますが、邦題があるがために損している感じ。
原題がこんなストレート物だったら敢えて邦題をつける必要は無いんじゃないのかな?
余計なお世話だね(^_^.)
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7月24日通りのクリスマス [映画]

2006年/日本映画

ポルトガルの港町リスボンに実在するらしい「7月24日通り」
「リスボン」と言えば、筆者の好きなTVシリーズ「世界ふれあい街歩き」で見ましたよ!
坂の港町リスボン、その狭くくねった坂道をすり抜けるように走る路面電車やケーブルカー、その姿が強く記憶に残っています。
この映画の舞台となる長崎も坂のある港町、そして路面電車が走っているんです。

この映画の主人公は長崎に住んでいるサユリ(中谷美紀)。
通勤で毎日のように乗る路面電車の走る場所が、彼女の妄想の中ではリスボンの7月24日通りになのです。
現実から逃避して妄想の世界に自分の居場所を求め、恋することさえ避けてきた彼女。
お年頃の男女が浮き足立つクリスマスが迫りつつある季節に物語が始まります。

映画を見終わった後、なぜか恋する二人の印象薄いけど、ストーリーは心地よい想い出のように記憶に残っています。
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ってか、なぜか一番印象に残ったのがYOUさん。
ちょっとコミカルなラブストーリーにピッタリ、う~ん存在感ありますね。
小日向 文世さんや上野樹里さんも、いい味出しています。

ロケ地:長崎市・リスボン・上田市・厚木市
原作:「7月24日通り」吉田修一著

まるでコミックのような、そんな映画です。
こんな映画好きだな!!
秋、クリスマスを意識するようになってきた、そんな時期にピッタリの作品です。
もう1月も後半なので「今更!?」なのですが・・・

昨年の年末は異常に忙しかった筆者、ほっと一息ついたときには既に年が変わっていたんです。
クリスマス前には、仕事中に目の前を凄い数のクリスマスケーキの入った箱が通り過ぎて行ったけど、なんだか実感無かった。
一ヶ月遅れだけど、一人でクリスマスしよ~かな(^_^)v
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猟奇的な彼女 in ニューヨーク [映画]

猟奇的な彼女 in ニューヨーク"My Sassy Girl"
2008年/アメリカ映画

筆者も絶賛した、あの「猟奇的な彼女」(韓国映画)のハリウッドでのリメイク版です。
本編は約96分と短めですが、ラブストーリー好きな人なら十分満腹です!
原作とは生活習慣の大きく違うアメリカが舞台ですが、原作のエピソードの多くがちゃんと再現されています。
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原作にハマった人には、米題が「My Sassy Girl」とあるように、「猟奇的・・・」とはちょっとニュアンスが違うと言う事を理解する必要はあるでしょうね。
配役も、とてもいいです。
アメリカらしく全体的には大味な作りではあるけど、やっぱり光っていますこのストーリーは☆彡

何度も出てくるライトアップされたエンパイヤステートビルの姿は、アメリカのおばさんの鉄板恋愛映画である「めぐり逢い」を思い出しますね。
韓国には行った事はないけれど、冬のNYを歩いたことのある筆者は、ズッポリと感情移入してしまいましたよ。
なんだか恋をしたくなっちゃいました (*^_^*)

冬のニューヨークが舞台になっているラブストーリー。
この映画、12月に観るにはピッタリでしょう!
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僕の彼女はサイボーグ [映画]

「僕の彼女はサイボーグ」2008年 日本映画
綾瀬はるか・小出恵介 脚本・監督:クァク・ジェヨン(韓国)

久々の「最近見た映画」です。
最近は仕事が暇なときが多いので色々とDVD借りて見てはいたのですが、なんだか気が乗らなくってブログに書いていませんでした。
でも、この映画だけは書かずにいられません、そんな感じの筆者なのです。

bokukano.jpg
見るまでは、たんなるアイドル映画だと思っていました。
たぶん安っぽいSFだと。
そう、全然期待はしていませんでした。
DVDをレンタルしてきた理由は「綾瀬はるか が好きだから」ただ、それだけだったのです。
しかーし、本編が始まっていきなり引き込まれました。
日本映画らしからぬトーン、綾瀬はるかさんの演技、どんどん引き込まれてきます。
でも、でも、これって、どこかで見たことあるエッセンスだよね??
そー、思い当たるのはあの韓国映画。
筆者もハマった「猟奇的な彼女」、その監督の作品にそっくりの匂い・・・
後でよくよく見てみたら、「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン(郭在容)が脚本、そして監督をしている作品だったのです。

綾瀬はるかさんの演技、素晴らしいです!
小出恵介さんは二枚目のくせしてダメ男を上手に演じてますね。
ホンマ物のダメ男で夢の無い筆者でしたが、この映画を見ている間だけ、ちょっとだけ夢を見れましたよ。

映画としては、設定に無理があります、日本的には「おいおい!」と思うエピソードも、そして時々安っぽいセット・・・細かいことを言えば色々ありますが約2時間の間スクリーンに引き込まれっぱなしでした。
筆者的には、久々の胸キュン的な、そんな後を引く映画でした、ホント。
このあと数日間、他の映画を見る気が起こらない程のね。
ストーリーは言いません、気になった人は絶対見てください!
できればスクリーンで。

「猟奇的な彼女」が好きな人と「綾瀬はるか」が好きな人には絶対お勧め!!
なんだか もの寂しい感じのする今の時期「秋」にもお似合いの映画じゃないかな。

僕の彼女はサイボーグ 公式サイト http://cyborg.gaga.ne.jp/
予告編やインタビューは映画を見た後に。。。が、おすすめ

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ジョゼと虎と魚たち [映画]

「ジョゼと虎と魚たち」 2003年 日本映画

久々にDVD(映画)借りてきました、珍しく邦画です。
日本人ならではの感性ってもんあるから、邦画には邦画なりの良さもあるんですね。

ジョゼのセリフ多いです。
写真(静止画)の使い方は新鮮でした。

物語が進んでいくうちに題名の「ジョゼ」、そして「虎」、そしてそして「魚」の意味が明らかになってきます。

心がキュンとなったシーンです
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DVDのパッケージにある写真を見ると、なんかちょっと ひ い て しまう感じ。
実は筆者もレンタルショップで何度かパッケージを手に取ったものの、借りる気になれず、DVDをそっと棚に戻した記憶があります。

多くは語りません、筆者的には おすすめ です、まだ見てない方は見てね。


・ジョゼ(池脇千鶴)
喋り方、そして声がとても魅力的・・・って思ったら「猫の恩返し」でハルを演じているんだね。
筆者はあのハルノ声、大好きだったのですよ!

・香苗(上野樹里)
恒夫の同級生であり恋人。
あのキャピキャピ系のイメージがある樹里ちゃんですが、抑えた演技?なのかな??少しだけオバサンっぽく見えました。

・ノリコ(江口徳子)
恒夫の元カノ?的。
役的に存在感が薄いのんね。

・ジョゼのお祖母さん(新屋英子)
「意地悪ばあさん」(古!)を思い出してしまいました。
テンポがいいので軽快に話が進みますね。

・恒夫(妻夫木聡)
「なるほど~」いい感じですね。
しかーし、なんでこんなに も て る の!?
映画でも現実でもね、、、

・渡辺あや 脚本家
この作品が彼女の映画脚本家デビュー作だそうです。
何だろう?この脚本なんかイイ感じ。


ジョゼと虎と魚たち
公式サイト 公開終わった今でも、まだ生きています!!
http://www.jozeetora.com/index_f.html
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TAXI4 312.8km/hって? [映画]

こないだTAXI4の試写会に行きました。
稼ぎの悪い筆者にとってはタダで見れる試写会は嬉しいのだ!

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パイレーツ・オブ・カリビアン3/ワールド・エンド (音響) [映画]

昨日、久々に映画館に行きました。
レイトショーで、終わったのが午前0時を回っていたので、ある意味今日でもありましたが。

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アインシュタインガール [映画]

アインシュタインガール 2005年/日本
久々の映画ネタです。
筆者的な嗜好なのですが、どーも邦画には興味を惹かれる作品が少ないのです。
なのでDVDレンタルしようとツタヤに行っても、邦画コーナーってスルーしがちです。
なのに、なぜ? 実は、この作品はパソコンで、GyaOで見たのです。無料です。
GyaOですから画質も音響もイマイチです、逆説的にはストーリに集中できた、かも。

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この映画、日時の設定がちょうど「バレンタインデー」前後になっているのでちょうど今の時期にピッタリかもね。
「アインシュタインガール」と言う題名から、SF的、そしてちょっと飛んでる女の子をイメージしたのですが、う~ん違ってました。
そもそもタイムトラベルとアインシュタインを直接結びつけるのは強引と思いません?
でも、物理に興味の無い人は結びつくイメージなのかな~?
筆者が題名付けるとしたら「バレンタイン:ll」って感じかな。
(:ll =repeat mark 譜面のリピート・マーク)

「あの時に戻れたら・・・」なんて後悔することありますよね。
あなたは、その時に戻ったら何をするでしょうか?
人生において何が正解?本当に信じれるものは何?

映画の要素としては、タイムトラベル、家族愛、友情、その他盛り沢山なのですが、イマイチ主旋律が通っていない感じ。
筆者には話の脈略がつかめない場面が何箇所かありました。筆者は頭悪すぎナン?
そもそもタイムトラベルするとストーリーの整合性に無理が出ます。
だから、ドキドキ、ビックリ!場面をテンポ良く入れつつ、出きるだけスピーディーに話を進めることで、見ている側にストーリーの整合性なんか考える余裕を与えない、なんて手法を使うのが良いのではと筆者は考えるのですが。
だいたい、「映画なんて非現実の世界」なんて強があるのだから、、、そもそもタイムトラベル物を作ろうとしたら、次々と出てくる矛盾をバッタバッタと嘘で塗り固め続けないとストーリーが進まないのに。だからね、もっとぶっ飛んで欲しかったです。
だけどこの作品は・・・何か別に意図するところがあったのでしょうか。
題材としては面白いのに、ちょっと残念。

見る側の好き勝手で随分と辛口な事ばかり書きましたが、この映画、深夜に見たにもかかわらず、居眠りせずにちゃんと最後まで見られましたよ。
だから結構と面白い作品だと思いますよ。
【GyaOの放映は2/20(火)正午まで】

◆ユーカリが丘
この映画の舞台である「ユーカリが丘」、なんと実在する町だったんですね。
「ユーカリが丘」は1971年に千葉県佐倉市に開発されたニュータウンです。
(70年代って○△ニュータウンってのがアチコチに造られたてました。)
そして、モノレール「こあら号」も実在するのです。
ニュータウンを開発したデベロッパー「山万」が開業したので「山万ユーカリが丘線」と言います。
○参考 山万ユーカリが丘線
http://www.yukarigaoka.co.jp/yukariline/
ホームページにある路線図を見ると、井野駅と中学校駅の間に映画通りにトンネルがあるのが分かります。
で、この映画を見ていて「ん~、モノレール?電車では?」と思った方も多いのでは・・・。
筆者も電車だと思っていました。
が、山万ユーカリが丘線の説明を見ると、やっぱり「モノレール」と書いてあります。
よくよく調べてみると、モノレールとは言っても案内軌条が中央にあり、タイヤで走る新交通システムなのですよ。
あなたが昔人間なら、コントローラーに合わせてコースに切ってあるレールに沿って疾走する おもちゃのレーシングカーを思い浮かべてください。
「そんにゃ時代 知らない!」な~んて人には、ですねぇ、おなじみの「ゆりかもめ」を例に挙げるとですね、「ゆりかもめ」は側方案内軌条式なのです、その案内軌条が中央に変わっただけ、みたいな感じなのです。
案内レールを挟んで両側にタイヤの走るレールがあるので、合計3本のレール(太いレール)を使って走るようになっています。
レールを抱え込んでその上を走る、またはレールにぶら下がるという一般的な「モノレール」のイメージとはちょと違ってますから。
◆オランダ風車
成田空港へのアクセスは京成線を利用する事が多い筆者ですが、その行き帰りに、いつも目にするあの「オランダ風車」。
あれは何なんだろう?って、ずーと気になっていました。それがこの映画に出てきます。
この機会に調べたところ、その「オランダ風車」には「リーフデ」と言う名前があるそうです。
「リーフデ」は、「印旛沼」に隣接する「佐倉ふるさと広場」にあり、その位置は「京成線ユーカリが丘駅」から成田方面に一駅行った「京成臼井」とその次の「京成佐倉」との間になります。
その風車の横には印旛沼沿い走る約27kmのサイクリングロードが走っています。
映画でも風車のシーンでは彼女たち自転車に乗ってましたよね。
○参考 印旛沼観光ポータルサイト
http://www.inbanuma-kankou.jp/index.php
◆主役
○参考 岩佐真悠子(今西薫 役)公式ブログ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/iwasa_mayukojp/
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