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素人の書くエンジンオイルの覚え書き [ミラ]

このブログ記事は筆者の個人的な覚書きです。 情報は公的に検証されていませんし、内容は一切保障されません。 オイルのプロでもない1ユーザーの書いたものなので信用しないようにね。


●化学合成油?それとも鉱物油?
以前、化学合成油のエンジンオイルを使っていたころ、冬場になるとオイルキャップにマヨネーズのような乳化した物質が付着するようになりました。
「その気味の悪いものは何?」と色々調べてみたら、普通に売られている化学合成エンジンオイルの多くがエステル系の化学合成油(エステル系の含有量が多い)をベースとしている事がわかりました。
で、エステル=水と混ざる(加水分解する)んですよ。
冬場に街中をとろとろ走り、そこそこエンジンが熱くなった後エンジンを止めると、熱でエンジン上部に集まったエンジン内の水蒸気となった水分が、一番外気の影響を受けやすいオイルキャップ内でエステルと結合し加水分解してマヨネーズ状になるようです。
夏場や、冬場でもガンガンにアクセルを踏んで走るようなスポーツ走行ではエンジン内に水分があまりたまらないのエステル系でも問題ないようですが、北国の一般走行には向かないかも。
北国に住んでいるなら、鉱物油のお安いオイルに、一部の省燃費用OILにも採用されている液化モリブデン系の添加材でも加えて使うのが幸せかもね。
(精製技術は時代と共に向上しているので、ちゃんとした鉱物油なら以前のイメージより高性能になっているようです)


●耐久性と添加材
化学合成油ってサラサラで粘度がとても低いんだそうです。
それじゃマズイってことで、添加材で粘度を上げているんだとか。
またエステル系はオイルシールにダメージを与えやすいので、これも添加材で防止しているんだそうです。
さらに、省燃費のためにとか、コールドスタート時の摩耗防止にとか・・・様々な添加材が入っているんだって。
エステル系の化学合成油はベースオイルとしての性能はいいんだけど、それを生かすためには大量の添加材が必要って事です。
つまり、ベースオイルの耐久性は1万キロもOKだけど、添加材の耐久性や冬場の加水分解を考慮すると、使用状況によっては耐久性は鉱物油と変わらないかそれ以下の場合もあり得るようです。

あと、半化学合成オイル(部分合成油)ってのもありますが、その多くの商品は鉱物油にちょっとだけ化学合成油をいれて、それを混ぜるための添加材やらなんやら・・・添加材が鉱物油より多めに入っているオイルだそうです。
その状態でバランスを保っているので、下手に市販の添加材を加えないのが幸せかと。


●オイル交換時期
筆者の記憶が確かなら、オイルに最初から混合されている添加材は、物によっては3,000km~5,000km(軽自動車などでは)で劣化しだすそうです。
ちゃんとした高級オイル(値段が高いって意味じゃないよ)は、そのあたりの耐久性に優れているようです。
また、欧州車のオイル交換サイクルが長く設定されているのは、もともとは環境対策だと聞いたことがあります。
普及品の化学合成オイルを使っている限りは、日本のような交通状況と気候だと、1万キロ無交換はエンジンを痛める可能性も否定できません。
筆者は「普及品のOILを早めの交換」がエンジンを長持ちさせるんだと信じています。



信じるか、信じないかは皆様しだい。
日本のエンジンオイルの価格設定は高すぎるって思いませんか?
オイルメーカーのご都合主義の宣伝文句に踊らされてばかりいるのもね・・・、専門家の意見も聞いてみたいです。
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